神奈川県教育委員会では、子どもたちの携帯電話の安全・安心な利用に向けた情報・啓発サイト「かながわモード」を運営している。 平成22年10月に改正、翌23年4月に施行された「神奈川県青少年保護育成条例」において、保護者は青少年が利用する携帯電話(PHSを含む)のフィルタリングを「やむを得ない理由がない限り、解除することができない」と定められている。また、フィルタリング設定と併せて、インターネットの利用時間を制限したり、監督したりできる機能の活用に努めなければならないとされている。 神奈川県教育委員会が運営する「かながわモード」では、保護者、小学生、中学・高校生、教職員を対象に、代表的なトラブルの事例とその対処法を解説するほか、架空請求サイトなどに接続してしまうケースを疑似体験するページも用意されている。 そのほか、子どもの携帯電話を購入する前のチェックリストや家庭内ルールの例、問題が起きたときの相談窓口へのリンク集など、いずれも携帯電話から閲覧・利用できるようになっている。