独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月19日、Oracle社の提供する「Oracle WebLogic Server」の管理コンソールにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Oracle WebLogic Server 9.2.4、10.0.2、10.3.3、10.3.4、10.3.5」の管理コンソールには、XSSの脆弱性(CVE-2012-0077)が存在する。この問題が悪用されると、当該製品の管理コンソールにログインしているユーザのWebブラザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。