PDFに組み込まれたU3Dファイル処理の脆弱性に関する検証レポートを発表(NTTデータ先端技術) | ScanNetSecurity
2022.01.20(木)

PDFに組み込まれたU3Dファイル処理の脆弱性に関する検証レポートを発表(NTTデータ先端技術)

NTTデータ先端技術は、Adobe ReaderおよびAcrobatに発見された、PDFファイル内に組み込まれたU3Dファイル処理の脆弱性に関する検証レポートを公開した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
NTTデータ先端技術株式会社は1月17日、Adobe ReaderおよびAcrobatに発見された、PDFファイル内に組み込まれたU3D(Universal 3D)ファイル処理の脆弱性(CVE-2011-2462)に関する検証レポートを公開した。これは、U3Dの解析処理の際、ポインタを正しく初期化しないことにより発生するもの。この脆弱性により、攻撃者が細工したpdfファイルをメールに添付し送信、または何らかの方法でユーザを攻撃者のWebサイトに誘導し、細工したpdfファイルを閲覧させることで、ローカルユーザと同じ権限を奪取できる危険性がある。同社では今回、この脆弱性の再現性について検証した。

検証は、Windows XP SP3 Adobe Reader 9.4.6を検証ターゲットシステムとして、ターゲットシステムにおいて、細工したpdfファイルを開かせることで任意のコードを実行させるというもの。今回の検証に用いたコードは、ターゲットシステム上から特定のサーバ、ポートへコネクションを確立させるよう誘導し、システムの制御を奪取するものであった。その結果、ターゲットシステムにおいて、コマンドを実行した結果が表示されたことから、ターゲットシステムの制御の奪取に成功した。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×