FreeBSD の telnetd に起因するバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.10.19(金)

FreeBSD の telnetd に起因するバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

FreeBSD の telnetd および FreeBSD ベースの telnet コードを利用するアプリケーションにバッファオーバーフローを引き起こしてしまう脆弱性が報告されました。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
1.概要
FreeBSD の telnetd および FreeBSD ベースの telnet コードを利用するアプリケーションにバッファオーバーフローを引き起こしてしまう脆弱性が報告されました。
リモートの第三者に悪用された場合、システム上で不正な操作が実行される可能性があります。
telnet デーモン (telnetd) が有効な環境では、深刻な影響を受ける可能性があるため、対象のユーザは可能な限り以下に記載する対策を実施することを推奨します。


2.深刻度(CVSS)
10.0
http://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2011-4862&vector=%28AV%3AN/AC%3AL/Au%3AN/C%3AC/I%3AC/A%3AC%29


3.影響を受けるソフトウェア
サポートされる全ての FreeBSD バージョン
Heimdal 1.5.1 以前
MIT Kerberos 5 (krb5) 1.7.2 以前
MIT Kerberos 5 (krb5-appl) 1.0.2 以前

※上記以外の FreeBSD ベースの telnet コードを利用するアプリケーションもこの脆弱性の影響を受ける可能性があります。


4.解説
Telnet プロトコルには、Encyption オプションを利用してデータストリームを暗号化する機能が実装されています。

FreeBSD の telnetd および FreeBSD ベースの telnet コードを利用するアプリケーションには、encrypt_keyid() 関数 (libtelnet/encrypt.c) における暗号化キーの ID (Key ID) の長さチェックに不備が存在します。
このため、Encyption オプションを利用した過度に長い Key ID を含む不正なリクエストを処理した場合に、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。

この脆弱性を利用することでリモートの攻撃者は、telnetd の権限 (通常 root 権限) で任意のコード実行が可能となります。

なお、telnetd は、デフォルトでは無効に設定されているため、当該機能を有効にする環境のみこの脆弱性の影響を受けます。


5.対策
(Web非公開)

6.ソースコード
(Web非公開)

(執筆:株式会社ラック コンピュータセキュリティ研究所

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《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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