独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月22日、PukiWiki Plus!が提供するWiki機能を提供するソフトウェアである「PukiWiki Plus!」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「PukiWiki Plus! 1.4.7plus-u2-i18n およびそれ以前」には、フォームに入力された文字列をWebページに出力する際の処理の問題が原因で、XSSの脆弱性脆弱性(CVE-2011-3990)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。