独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月2日、シュナイダーエレクトリック株式会社(旧社名株式会社エーピーシー・ジャパン)が提供するUPS管理ソフトウェア「PowerChute Business Edition」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「PowerChute Business Edition v8.5 より前のバージョン」には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性(CVE-2011-4263)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。