IPv6検証環境の無償提供開始(JPNIC) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

IPv6検証環境の無償提供開始(JPNIC)

 日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は15日、IPv4アドレス枯渇対応タスクフォースおよびIPv6普及高度化推進協議会と連携のもと、IPv6テストベッド(検証環境)の無償提供を開始した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
 日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は15日、IPv4アドレス枯渇対応タスクフォースおよびIPv6普及高度化推進協議会と連携のもと、IPv6テストベッド(検証環境)の無償提供を開始した。

 このテストベッドでは、これからIPv6に対処しなければならない状況にある企業、団体が試験を行うことができる。自社ネットワークのIPv4/IPv6デュアルスタック化、サーバ・アプリケーションのIPv6化、デバイスのIPv6化に向けた検証といった、IPv4枯渇に向けて導入が必要とされている技術について、幅広く検証可能となっている。

 テストベッドは、慶應塾大学(新川崎タウンキャンパス)に設置されており、機材を自由に利用できる(持ち込みの場合、輸送費は、参加者負担)。検証期間はテストベッド使用開始から1か月程度となっている。提供期間は2013年3月末までの予定。申し込みには、サイトに用意されている利用申込書(Excelフォーム)に記入の上、メール送信する必要がある。テストについては、IPv6への卓越した知識を持つ専門チーム(IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース+IPv6普及高度化推進協議会メンバー)が、検証システム設計、コンサルティングおよび検証作業補助などで協力する。

JPNIC、IPv6の検証環境の無償提供を開始……自社ネットワークへの導入前に検証が可能に

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×