独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月28日、ISCが提供する「DHCPv6サーバ」にDoS攻撃を受ける脆弱性が確認されたと「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。ISC DHCP バージョン4.0.xから4.2.xまでには、アドレスに関するメッセージを処理する際にサーバがクラッシュする脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にDoS攻撃を受ける可能性がある。ISCでは本脆弱性を解消した最新版を公開しており、該当ユーザはアップデートするよう呼びかけている。なお、DHCPv4サーバは本脆弱性の影響を受けないとしている。(吉澤亨史)http://jvn.jp/cert/JVNVU686084/