株式会社カスペルスキーは11月15日、Microsoft Windows環境下で動作するファイルサーバをマルウェアから保護する法人向け製品「Kaspersky Anti-Virus 8 for Windows Server Enterprise Edition」の発売を同日より開始したと発表した。Microsoft ターミナルサービスおよびCitrix XenAppサーバを保護し、仮想化されたネットワークインフラに対応するほか、IBM Tivoli、Symantec Enterprise Vault、HP Data Protectorといった専用のサーバソフトウェアとシームレスな統合が可能。Citrix XenAppにも対応する。管理ツールは選択可能で、一元管理できる。
新バージョンでは、Server CoreモードやMicrosoft Hyper-V Server 2008 R2など、Windows Server 2008 R2の最新バージョンとの互換性を実現し、VMware Ready認証取得によってVMware仮想化プラットフォームに対応、物理サーバと仮想サーバ両方のオペレーションシステムを保護できる。また、階層ストレージ管理(HSM)にも対応した。 《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》