社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は10月21日、愛知県警生活経済課と千種署が10月19日、権利者に無断で複製したゲームソフトを販売する目的で所持していた愛媛県八幡浜市の農業男性(33歳)を著作権法違反(海賊版頒布目的所持)の疑いで再逮捕し、10月21日に名古屋地検へ送致したことを著作権侵害事件として発表した。この男性は2011年9月27日、任天堂株式会社が著作権を有する「NewスーパーマリオブラザーズWii」を複製したハードディスク1台を販売する目的で所持していた。警察の調べによると、男性はインターネットオークションを通じて改造Wiiを出品・販売し、その購入客に対して約320タイトルのWiiソフトが違法に複製されたハードディスク等の販売を案内する方法で、海賊版を販売していた。なお、この男性は改造Wiiを販売していたとして商標法違反で2011年9月27日に逮捕され、10月18日に起訴されていた。(吉澤亨史)http://www2.accsjp.or.jp/criminal/2011/1159.php