X-Forceは、2011年に公開されるモバイル端末の攻撃コード数が前年比で2倍になると予測している。また、深刻な脆弱性の割合が2011年現在までに3倍になっており、APT攻撃に悪用されている。一方で、コンピュータセキュリティ分野における進歩も明らかになり、インターネット犯罪との戦いが前進したとしている。なおIBMは、顧客がこのようなセキュリティ課題に対処できるよう、北米と欧州のIBM Institute for Advanced Securityと連携する研究所をアジア太平洋地域に設立した。 (吉澤亨史)