独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月26日、PNG Development Groupが提供するPNG形式の画像を処理するライブラリ「libpng」に不正なcHRMチャンクの処理でクラッシュす
脆弱性と脅威
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独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月26日、PNG Development Groupが提供するPNG形式の画像を処理するライブラリ「libpng」に不正なcHRMチャンクの処理でクラッシュする脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。
「libpng-1.5.4」には、不正なcHRMチャンクの処理に問題があり、ゼロ除算によってクラッシュする脆弱性(CVE-2011-3328)が存在する。この問題が悪用されると、細工されたPNGファイルを開くことでDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、PNG Development Groupが提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。 (吉澤亨史)