Samba の SWAT における CSRF および XSS の脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.11.20(月)

Samba の SWAT における CSRF および XSS の脆弱性(Scan Tech Report)

脆弱性と脅威 エクスプロイト

1.概要
Samba の SWAT にクロスサイトリクエストフォージェリおよびクロスサイトスクリプティングの脆弱性が報告されました。
リモートの第三者に利用された場合、SWAT 上でユーザの意図しない操作が実行される、あるいは SWAT にアクセスするユーザのブラウザ上で不正なスクリプトが実行される可能性があります。
SWAT を利用する環境では、当該脆弱性を悪用される可能性があるため、対象のユーザは可能な限り以下に記載する対策を実施することを推奨します。


2.深刻度(CVSS)
・CVE-2011-2522
6.8
http://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2011-2522&vector=%28AV%3AN/AC%3AM/Au%3AN/C%3AP/I%3AP/A%3AP%29

・CVE-2011-2694
2.6
http://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2011-2694&vector=%28AV%3AN/AC%3AH/Au%3AN/C%3AN/I%3AP/A%3AN%29


3.影響を受けるソフトウェア
Samba 3.0.37 以前 ※
Samba 3.2.15 以前 ※
Samba 3.3.15 以前
Samba 3.4.13 以前
Samba 3.5.9 以前

※既にサポートが終了している Samba 3.0.x/3.2.x もこれらの脆弱性の影響を受けます。


4.解説
Samba に同梱される Samba Web Administration Tool (SWAT) は、Web インタフェースを通じて Samba サーバを管理することが可能なツールです。

この SWAT には、HTTP リクエストを処理する際のリクエストの妥当性チェックに不備が存在するため、クロスサイトリクエストフォージェリ (CSRF) 攻撃が可能な脆弱性が存在します。(CVE-2011-2522)

また、SWAT のパスワード管理画面には、username フィールド (ユーザ名) における入力値のチェックに不備が存在するため、当該フィールドにスクリプトを実行する不正な文字列を指定することで、クロスサイトスクリプティング攻撃が可能な脆弱性が存在します。(CVE-2011-2694)

これらの脆弱性を利用することでリモートの攻撃者は、Samba デーモンが不正に停止する、Samba の設定を不正に変更するなどの操作が実行可能に、あるいは SWAT にアクセスするユーザのブラウザ上で任意のスクリプトが実行可能となります。

なお、SWAT が有効な環境のみが、これらの脆弱性の影響を受けます。既定では SWAT は無効に設定されています。


5.対策
(Web非公開)

6.ソースコード
(Web非公開)

(執筆:株式会社ラック コンピュータセキュリティ研究所

※Web非公開該当コンテンツ閲覧をご希望の方はScan Tech Reportにご登録(有料)下さい。

Scan Tech Report
http://scan.netsecurity.ne.jp/archives/51916302.html

《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

脆弱性と脅威 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. Microsoft Windows OS において DLL Hijacking により UAC を回避する手法(Scan Tech Report)

    Microsoft Windows OS において DLL Hijacking により UAC を回避する手法(Scan Tech Report)

  2. ランサムウェア「Bad Rabbit」感染に注意喚起、水飲み場攻撃を実行か(IPA)

    ランサムウェア「Bad Rabbit」感染に注意喚起、水飲み場攻撃を実行か(IPA)

  3. 「KRACKs」に対して、現時点で想定される脅威と対策をまとめたレポート(NTTデータ先端技術)

    「KRACKs」に対して、現時点で想定される脅威と対策をまとめたレポート(NTTデータ先端技術)

  4. 「GNU Wget」にリモートから任意のコードを実行される複数の脆弱性(JVN)

  5. Savitech製USBオーディオドライバに、ルートCA証明書を導入される脆弱性(JVN)

  6. GNU wget に HTTP プロトコルのハンドリングにおける値検証不備に起因するバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

  7. アップルがSafari、macOS、iOSなどのアップデートを公開、適用を呼びかけ(JVN)

  8. トレンドマイクロの管理マネージャに複数の脆弱性(JVN)

  9. 2017年第3四半期はダウンローダーの検出が急増、前四半期の約31倍に(IPA)

  10. Apple IDの不正使用があったとし、セキュリティ質問再設定のリンクに誘導(フィッシング対策協議会)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×