独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月29日、Googleが提供するスマートフォンなどに向けたOS「Android」にSSL証明書の表示に関する脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Android OS 2.2より前のバージョン」には、外部サイトのコンテンツを読み込むWebサイトのSSL証明書を表示する際、外部サイトのSSL証明書を表示してしまう脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、安全なサイトにアクセスしていると誤認してしまい、フィッシング詐欺などの被害を受ける可能性がある。JVNでは、Google が提供する情報をもとにアップデートするよう呼びかけている。(吉澤亨史)http://jvn.jp/jp/JVN43105011/