株式会社日立製作所ソフトウェア事業部は7月8日、同社のセキュリティ情報サイト「HIRT」において「HS11-012:HiRDB Control Managerにおけるコマンドが実行される問題」および「HS11-013:JP1/VERITAS Backup Execに中間者攻撃の脆弱性」を公開した。利用者に対し、対策
脆弱性と脅威
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株式会社日立製作所ソフトウェア事業部は7月8日、同社のセキュリティ情報サイト「HIRT」において「HS11-012:HiRDB Control Managerにおけるコマンドが実行される問題」および「HS11-013:JP1/VERITAS Backup Execに中間者攻撃の脆弱性」を公開した。利用者に対し、対策版の適用あるいは暫定回避策による回避を呼びかけている。
HS11-012では、HiRDB Control Managerにリモートから任意のコマンドが実行可能な問題が存在し、HiRDB Control Manager - Agentが意図しない不正なリクエストを受信すると任意のコマンドが実行される可能性がある。またHS11-013では、JP1/VERITAS Backup Execに中間者攻撃の脆弱性が存在し、この脆弱性の悪用に成功すると攻撃者の権限が昇格され、認証済みのNDMPコマンドの実行が可能になる。 (吉澤亨史)