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2018.01.21(日)

libmodplug の S3M ファイル処理に起因するバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

脆弱性と脅威 エクスプロイト

1.概要
libmodplug には、不正な S3M ファイルを処理した場合に、バッファオーバーフローを引き起こしてしまう脆弱性が報告されました。
リモートの第三者に利用された場合、システム上で不正な操作を実行される可能性があります。
libmodplug は、多くの映像または音楽ソフトウェアに同梱されており、広範囲に渡って影響を受けることが考えられます。対象のユーザは速やかに以下の対策を実施することを推奨します。


2.深刻度(CVSS)
6.8
http://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2011-1574&vector=%28AV%3AN/AC%3AM/Au%3AN/C%3AP/I%3AP/A%3AP%29


3.影響を受けるソフトウェア
libmodplug 0.8.8.1 以前
VideoLAN VLC media player 1.1.8 以前

※影響を受けるバージョンの libmodplug が含まれる Linux ディストリビューションあるいはその他のソフトウェアにおいても、この脆弱性の影響を受ける可能性があります。


4.解説
Moddule (MOD) は、Pro Tracker (.MOD), Scream Tracker 3 (.S3M), Fast Tracker 2 (.XM) などの複数のフォーマットに対応した音楽ファイルであり、当該音楽ファイルを再生するライブラリの 1 つに libmodplug があります。

この libmodplug には、CSoundFile::ReadS3M メソッド (load_s3m.cpp) における変数 nins (Instrument) 及び変数 npat (Pattern) の入力値チェックに不備が存在するため、Instrument/Pattern フィールドに過度に大きな値が指定された不正な S3M ファイルを処理した場合に、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。

この脆弱性を利用することでリモートの攻撃者は、libmodplug を使用するアプリケーションの権限で任意のコードが実行可能となります。


5.対策
(Web非公開)

6.ソースコード
(Web非公開)

(執筆:株式会社ラック コンピュータセキュリティ研究所

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Scan Tech Report
http://scan.netsecurity.ne.jp/archives/51916302.html
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