マイクロソフト株式会社は5月6日、2011年5月度のセキュリティ情報の事前通知を発表した。発表によると、セキュリティ情報の公開は5月11日で、2件のパッチ公開を予定している。内容は、最大深刻度「緊急」のもと「重要」のものがともに1件ずつ。「緊急」のものはMicrosoft Windowsが影響を受けるもの、「重要」のものは、Microsoft Officeが影響を受けるものとなっている。脆弱性は、2件ともリモートコード実行となっている。また、ともに適用時に再起動が必要となる場合があるとしている。なお、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」も更新される予定だ。(吉澤亨史)http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms11-may.mspx