独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月19日、株式会社バッファローが提供する複数のルータ製品にクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。バッファローが提供する複数のルータ製品には、ブラウザから各機能を設定できるWeb管理画面にCSRFの脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、Web管理画面にログインした状態で悪意あるページを読み込んだ場合に、パスワードなどの設定が変更される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新バージョンへアップデートするよう呼びかけている。なお、この脆弱性対策についてバッファローでは、2008年8月8日に公開済みである。(吉澤亨史)http://jvn.jp/jp/JVN50505257/