株式会社フォティーンフォティ技術研究所(FFR)は3月9日、ウイルス対策ソフトおよび仮想CD/DVDドライブ作成ソフトにおいて脆弱性を発見したと発表した。これらの脆弱性は、同社の沖縄研究開発チームが発見したもの。ともに一般で広く利用されているソフトウェアであるという。発見された脆弱性は、対話的にログオンすることができるユーザが、その権限に関わらず不正にシステムを停止させることができるというもの。この脆弱性により、ローカルの非特権ユーザによるサービス妨害などの問題が引き起こされる可能性がある。ただし、双方とも深刻度は「低」としている。同社では、情報処理推進機構(IPA)への届出および製品開発ベンダへの連絡を済ませており、今後はIPAの「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップガイド」に従って処理される。(吉澤亨史)http://www.fourteenforty.jp/research/advisory.cgi?FFRUA-20110309-1http://www.fourteenforty.jp/research/advisory.cgi?FFRUA-20110309-2