Eximの脆弱性を悪用しボットに感染させようとする攻撃を局所的に確認(日本IBM) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.11.25(土)

Eximの脆弱性を悪用しボットに感染させようとする攻撃を局所的に確認(日本IBM)

脆弱性と脅威 脅威動向

日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は3月9日、Eximの脆弱性を悪用しようとする攻撃が2011年1月から現在まで、局所的に行われていることを東京SOCで検知していると発表した。Eximは、オープンソースのメール転送エージェント(MTA)。Eximには、2010年12月に脆弱性(CVE-2010-4344)が確認されており、不正に細工されたメッセージヘッダを受信することで不正なコードを実行してしまう可能性がある。なお、この脆弱性はすでに修正バージョンが公開されている。

東京SOCで確認している攻撃は、この脆弱性を悪用してサーバにボットを感染させようとするもの。感染するボットはPerlで記述されおり、感染すると攻撃者の命令を受信するためにIRCでC&Cサーバに接続する。このボットには、ポートスキャンやTCP、UDP、HTTPなどによるDoS攻撃、Google検索を利用した脆弱サーバのリストアップ、サーバのプロセス(httpdやExim)を終了させる、自身のプロセス名をhttpdやEximに変更するといった機能が搭載されている。現在のところ、攻撃は局所的に観測されており大規模な攻撃は確認されていない。しかし、サーバがボットに感染した場合、他のサーバを攻撃するための加害者にされてしまう可能性もあるため注意が必要としている。
(吉澤亨史)

https://www-950.ibm.com/blogs/tokyo-soc/entry/exim_attack_20110309?lang=ja
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

脆弱性と脅威 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. Microsoft Windows OS において DLL Hijacking により UAC を回避する手法(Scan Tech Report)

    Microsoft Windows OS において DLL Hijacking により UAC を回避する手法(Scan Tech Report)

  2. ランサムウェア「Bad Rabbit」感染に注意喚起、水飲み場攻撃を実行か(IPA)

    ランサムウェア「Bad Rabbit」感染に注意喚起、水飲み場攻撃を実行か(IPA)

  3. 「GNU Wget」にリモートから任意のコードを実行される複数の脆弱性(JVN)

    「GNU Wget」にリモートから任意のコードを実行される複数の脆弱性(JVN)

  4. Savitech製USBオーディオドライバに、ルートCA証明書を導入される脆弱性(JVN)

  5. GNU wget に HTTP プロトコルのハンドリングにおける値検証不備に起因するバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

  6. アップルがSafari、macOS、iOSなどのアップデートを公開、適用を呼びかけ(JVN)

  7. トレンドマイクロの管理マネージャに複数の脆弱性(JVN)

  8. 8以降のWindowsに、特定のメモリアドレスのコードを悪用される脆弱性(JVN)

  9. 「Microsoft Office 数式エディタ」に任意コード実行の脆弱性(JVN)

  10. パケット解析ツール「Packetbeat」にDoS攻撃を受ける脆弱性(JVN)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×