米SonicWALL(ソニックウォール)は2月15日、次世代ファイアウォール(NGFW)「SuperMassive E10000シリーズ」を発表した。本シリーズは、大規模な拡張性をもつマルチコアアーキテクチャを特長とし、最大96コアを利用した処理能力を可能にしている。40Gbps以上のファイアウォールスループット、30Gbpsを超えるアプリケーションコントロールと侵入防止サービス(IPS)、省電力、スペース、熱冷却の仕様を持つ。SonicWALLのリアセンブリーフリーディープパケットインスペクション(RFDPI)エンジンを使用し、ストリーム全体のフルコンテンツインスペクションにより全パケットの全バイトをスキャンする一方、高いパフォーマンスと低遅延を実現する。また、RFDPIエンジンはSSL暗号トラフィックと、プロキシを使用しないアプリケーションにもフルインスペクションを確実に実行。トランスポートやプロトコルに関わらず、包括的な保護を可能にするとしている。(吉澤亨史)http://www.sonicwall.com/japan/press/press-20110215.html