有限会社ウェブサービスは1月19日、同社が運営するインターネットショッピングサイト「EIC-BOOK」において、利用者の個人情報が不正アクセスにより流出した可能性があると発表した。これは、過去に購入された顧客情報の一部が流出しているのではとのクレジットカード会社からの指摘を2010年11月5日に受け、セキュリティ対策を専門とする第三者機関に調査を依頼したところ、外部からの不正アクセスによりカード情報を含む個人情報が流出したと判断したというもの。流出した可能性のある個人情報は16,326件で、同サイトでクレジットカード情報を登録したことのある利用者のクレジットカード番号、有効期限、名義、住所が含まれているという。同社では、流出の可能性のあるクレジットカード番号についてはすでに各クレジットカード会社に連絡を取って協議し、対応を進めている。また利用者に対して、クレジットカードの利用明細に心当たりのない請求が含まれていないか確認するよう呼びかけている。(吉澤亨史)http://www.eic-book.com/topics/owabi201101/index.html