Android OSを標的とする初のボット「Geinimi」を確認、注意喚起を発表(IPA/ISEC) | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

Android OSを標的とする初のボット「Geinimi」を確認、注意喚起を発表(IPA/ISEC)

独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は1月21日、一部のスマートフォンやタブレット型端末で使用されているAndroid OSを標的とした、新たなウイルスが確認されているとして注意喚起を発表した。このウイルスは「Geinimi」と呼ばれ、Android O

脆弱性と脅威 脅威動向
独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は1月21日、一部のスマートフォンやタブレット型端末で使用されているAndroid OSを標的とした、新たなウイルスが確認されているとして注意喚起を発表した。このウイルスは「Geinimi」と呼ばれ、Android OSで初のボット型ウイルスであり、悪意のある者がウイルスに感染した端末を乗っ取ることができる可能性を持った、危険性の高いものとしている。

Geinimiは、Android Market以外のアプリ配布サイトで配布される正規を装ったアプリに混入されていたり、海外製ゲームアプリや写真集アプリ、日本の海賊版アプリと抱き合わせているケースが確認されている。IPA/ISECでは注意点と対策として、信頼できる場所から正規版のアプリを入手すること、「提供元不明のアプリ」設定のチェックを外しておくこと、「アクセス許可」に必ず目を通して不審なアクセス許可がないかとチェックすること、セキュリティ対策ソフトを導入することを挙げている。
(吉澤亨史)

http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert20110121.html
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×