Java Web Start におけるサンドボックスによるセキュリティ制限回避の脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.13(水)

Java Web Start におけるサンドボックスによるセキュリティ制限回避の脆弱性(Scan Tech Report)

脆弱性と脅威 エクスプロイト

1.概要
Java Runtime Environment (JRE) に同梱される Java Web Start に、サンドボックスによるセキュリティ制限を回避されてしまう脆弱性が報告されました。

悪質な Web ページを閲覧した場合、リモートの第三者によってシステム上で不正な操作が実行される可能性があります。

この脆弱性は、Matthias Kaiser 氏によって 2010/4/5 に発見され、2010/10/12 に Oracle が問題を解消した Java SE をリリースしたものになります。その後、2010/11 下旬に脆弱性を悪用する攻撃ツールが公開されています。

今後、当該脆弱性を悪用するマルウェア等が出現する可能性が考えられるため、対象のユーザは可能な限り以下に記載する対策を実施することを推奨します。

2.深刻度(CVSS)
10.0
http://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2010-3563&vector=%28AV%3AN/AC%3AL/Au%3AN/C%3AC/I%3AC/A%3AC%29

3.影響を受けるソフトウェア
Java SE 6 Update 21 以前
※Windows、Solaris、および Linux プラットフォームの全ての環境が影響を受けます。

4.解説
Java Web Start は、Java アプリケーションを Web サーバなどから自動的にダウンロードおよびインストールし、サンドボックス上にて実行する機能を提供します。JRE をインストールした場合 Java Web Start は、同時にインストールされます。

Java Web Start には、BasicServiceImpl クラスの実装に不備が存在するため、Java Web Start を起動するコマンド javaws を介して既定で利用するセキュリティポリシーファイルを変更することが可能な脆弱性が存在します。このため、Java Web Start に変更したセキュリティポリシーファイルを読み込ませることで、サンドボックスによるセキュリティ制限を回避可能となります。

この脆弱性を利用することで、リモートの攻撃者は Web ブラウザを実行するユーザの権限で任意のコード実行が可能となります。

この脆弱性を解消する Java SE 6 Update 22 では、同様にエクスプロイトコードが公開されている JRE の New Java Plug-in コンポーネントにおいてバッファオーバーフローが発生する脆弱性※ (CVE-2010-3552) の他、多数の脆弱性についても解消しています。詳細につきましては、関連情報 Critical Patch Update October 2010 を参照下さい。

※Metasploit Sun Java Runtime New Plugin docbase Buffer Overflow
http://www.metasploit.com/modules/exploit/windows/browser/java_docbase_bof

5.対策
(Web非公開)

6.関連情報
(Web非公開)

7.エクスプロイト
(Web非公開)

8.想定される攻撃シナリオ
(Web非公開)

9.エクスプロイトの動作概要および結果は次のようになります。
(Web非公開)

(執筆:株式会社ラック サイバーリスク総合研究所 コンピュータセキュリティ研究所

※Web非公開該当コンテンツ閲覧をご希望の方はScan Tech Reportにご登録(有料)下さい。

Scan Tech Report
http://scan.netsecurity.ne.jp/archives/51916302.html
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

脆弱性と脅威 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. OSSのデータ収集ツール「Fluentd」に任意コマンド実行などの脆弱性(JVN)

    OSSのデータ収集ツール「Fluentd」に任意コマンド実行などの脆弱性(JVN)

  2. 送信者を偽装できる脆弱性「Mailsploit」に注意、メールソフト別対応状況一覧(JPCERT/CC)

    送信者を偽装できる脆弱性「Mailsploit」に注意、メールソフト別対応状況一覧(JPCERT/CC)

  3. GNU wget に HTTP プロトコルのハンドリングにおける値検証不備に起因するバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

    GNU wget に HTTP プロトコルのハンドリングにおける値検証不備に起因するバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

  4. 「Microsoft Office 数式エディタ」に任意コード実行の脆弱性(JVN)

  5. 8以降のWindowsに、特定のメモリアドレスのコードを悪用される脆弱性(JVN)

  6. Microsoft .NET Framework における WSDL パーサでの値検証不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  7. AIや機械学習による自動化がさまざまなサイバー攻撃に活用、2018年予想(フォーティネット)

  8. パケット解析ツール「Packetbeat」にDoS攻撃を受ける脆弱性(JVN)

  9. 脆弱性体験学習ツール「AppGoat」の集合教育向け手引書と解説資料を公開(IPA)

  10. サポート終了のモバイルルータ「PWR-Q200」に脆弱性、使用中止を呼びかけ(JVN)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×