マイクロソフト株式会社は12月24日、セキュリティ アドバイザリ「InternetExplorer の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2488013)」を公開した。これによると、新たに一般で報告されたすべてのサポートされるバージョンのInternet Explorerに存在する脆弱性を調査中だという。Internet ExplorerでCSSが機能する際、未初期化のメモリを作成するため脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、攻撃者は細工されたWebページを使用して特定の状況でメモリを悪用し、リモートでコードを実行する可能性がある。なお現時点では、この脆弱性を悪用しようとする攻撃は確認していないという。調査の完了後、同社は月例セキュリティ更新プログラムなどを通じて適切な措置を講じるとしている。なお、この問題には「CVE-2010-3971」が割り振られている。http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/2488013.mspx