独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月24日、Microsoft IIS FTPサーバにメモリ破損の脆弱性が確認されたと「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。なお、本脆弱性を使用した攻撃コードが公開されている。Microsoft IIS FTP 7.5には、細工されたリクエストを処理することに起因するメモリ破損の脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、細工されたリクエストを処理することでDoS攻撃を受ける可能性がある。現時点でMicrosoftから対策方法は公開されておらず、JVNではアクセスを制限することで本脆弱性の影響を軽減できるとしている。http://jvn.jp/cert/JVNVU842372/index.html