株式会社サイバーディフェンス研究所は12月9日、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する「米国ニューメキシコ州における日米スマートグリッド実証」事業について、NEDOと実証事業委託契約を締結したと発表した。本実証事業は、新エネルギーの導入拡大や省エネルギーの推進に向け、国内では規制などにより実施が困難な技術を検証してデータ・知見を得ること、また急速に進むスマートグリッド標準化活動へ参画することを目的としたもの。同社はロスアラモス郡およびアルバカーキ市の両サイトを対象とした全体総括研究において、サイバーセキュリティおよび情報通信技術の研究に参画し、「サイバーセキュリティ対策・機能の提案」および「サイバーセキュリティ試験方法の検討」を実施する。「サイバーセキュリティ対策・機能の提案」では、スマートグリッドの構成を複数想定し、満たすべきセキュリティ要件を特定、それに向けたセキュリティ対策とその機能配置方法を提案する。「サイバーセキュリティ試験方法の検討」では、スマートグリッドに施されたセキュリティ対策が要件を充足しているかを確認するための試験方法を提案する。http://www.cyberdefense.jp/company_profile/prerelse10002.html