一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)の発表によると、高知県佐川警察署は8月25日、インターネットのオークションを利用してJASRACの管理著作物が収録されたDVDやCDの海賊版を販売していた高知県高岡郡在住の男性(57歳)を、無断複製および無断複製物頒布による著作権侵害の疑いで逮捕した。この事件は、インターネットオークション出品商品に「貴重映像・貴重音源」と称する無断複製物を添付して販売していたもの。警察の調べによると、被疑者の男性は2009年8月頃から12月頃にかけて、無断で複製したDVDやCDを高知県、和歌山県、神奈川県在住者に販売していた。JASRACでは、ネットオークションには著作権を侵害したものが出品されることがあり、違法品を蔓延させることは音楽文化を衰退させることに直結することから、引き続きネットオークションなどにおける海賊版の頒布行為を撲滅するため活動を行っていくとしている。http://www.jasrac.or.jp/release/10/08_2.html