NTTデータ・セキュリティ株式会社は7月8日、同社のセキュリティ教育に関するサービスに新たにカード業界のセキュリティ国際基準である「PCI DSSトレーニングサービス」を追加、同日より提供を開始したと発表した。PCI DSSは、カード情報漏えい対策のベストプラクティスであり、要件も具体的であるため「いま、何をすべきか」が明確になり、企業に求められるセキュリティ対策を網羅した「セキュリティの教科書」として活用できる。新たに提供されるのは1日間の「PCI DSS基本コース」で、決済システムの基礎、PCI DSS対策プロセス、PCI DSSの12要件、その他PCI DSS対策に必要な概念を習得することを目的としている。PCI DSSの12の要件を分かりやすく解説しながら、要件内容の紹介だけでなく導入に必要な検討事項や具体的なステップもあわせて説明する。第1回を7月30日、第2回を9月3日に実施する。また、開催日時は未定だが「PCI DSSテクニカル応用シリーズ」も提供する予定だ。http://www.nttdata-sec.co.jp/headline/2010/100708.html