「米中サイバー戦争が勃発しているのでは?」との噂が流れています。事の発端は、Googleやアドビなどの米国企業が中国(正確には、台湾のIPアドレス)からサイバー攻撃を受けていたことを公表したことにより発覚しました。このGoogleへのサイバー攻撃は、Internet Explorerのゼロデイが悪用されシステムが乗っ取られました。攻撃手口など詳細は不明ですが、InternetExplorerが攻撃を受けたという事は、"受動的攻撃"であることは間違いなさそうです。憶測ですが、メールやインスタントメッセンジャーなどにより攻撃サーバ誘導したのではないでしょうか。その後は、Drive by DownloadによりGoogle組織内のシステムにリモート・アクセス・トロジャン(以降、RAT)がインストールされてしまったのでしょう。尚、攻撃者の目的は知的財産関連とされていますので、恐らくソースコードや今後リリース予定のサービスなどが狙われたのでしょう。