株式会社セキュアブレインは10月15日、同社が運用する無料のWebセキュリティサービス「gredでチェック」で収集した情報を基に「セキュアブレイン先端技術研究所」で分析を行った結果をまとめた「セキュアブレイン gred セキュリティレポート Vol.3」を発表した。レポートによると、「危険」と判断されたWebサイトの件数は3,067件で、前月より増加した(前月比104.5%)。また2009年9月は、「フィッシング詐欺」の検出件数が1,369件となり、統計開始後の最高値を記録した。「不正プログラム」の検出件数においても173件と、統計開始後の最高値を記録している。なお、不正攻撃サイトの検出件数は統計開始後の最高値を記録した8月に比べ、大幅に減少した。一方で、「不正プログラム」を配布しているWebサイトの半数以上(93件:54%)が「ソフトウェア配布サイト」であった。「不正改ざんサイト」では、検出された385件中189件(49%)が個人利用のブログサイトであった。また、企業のWebサイトも85件(22%)あり、そのうちECサイトは25件(30%)含まれていた。http://www.securebrain.co.jp/about/news/2009/10/gred-report3.html