ネットエージェント、Gnutella互換サーバントの国・地域別利用状況を発表 | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

ネットエージェント、Gnutella互換サーバントの国・地域別利用状況を発表

ネットエージェント株式会社は1月23日、1月13日の時点におけるWinny、Share、LimeWire/Cabosを含むGnutella互換サーバントの世界各国の利用状況(ノード数)分布について、同社独自の各検知システムを用いて国・地域別に分類調査を行った結果を発表した。WinnyおよびSha

製品・サービス・業界動向 業界動向
ネットエージェント株式会社は1月23日、1月13日の時点におけるWinny、Share、LimeWire/Cabosを含むGnutella互換サーバントの世界各国の利用状況(ノード数)分布について、同社独自の各検知システムを用いて国・地域別に分類調査を行った結果を発表した。WinnyおよびShareについては、やはりその大部分が日本(Winny:約96%、Share:約95%)を含む東アジアにおける利用割合が非常に高く(Winny:約97%、Share:約99%)、また日本以外の東アジアではWinnyよりもShareの人気が高く、より多く利用されている状況が判明した。

一方、南北アメリカ・ヨーロッパ・中東・アフリカ大陸等の各地域でも、数百から数千ノードと少数ながらWinnyやShareの利用ノードが確実に存在することも判明している。LimeWire/Cabosを含むGnutellaネットワークについては、まさに世界的な利用状況が確認され、中でもアメリカ(約49%)やヨーロッパ各国(約23%)で非常に多く利用されている状況が確認された。同社ではこのような利用状況から、これらの各P2Pネットワークに情報が流出した場合、国内だけでなく世界各国の利用者にも機密情報などの流出ファイルが拡散してしまう可能性があり、危険性が非常に高いとしている。

ネットエージェント:P2Pソフトウェアによる情報流出は世界中に拡散する可能性
http://www.netagent.co.jp/press/20080123.pdf
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×