株式会社リコーは11月7日、デジタル複合機やレーザープリンタ用のオプションとして、非接触ICカード「FeliCa」「MIFARE」「eLWISE」を用いた個人認証システム「リコー 個人認証システム AEシリーズ」を発表した。同システムは、デジタル複合機「imagioシリーズ」やレーザープリンタ「IPSiOシリーズ」に接続したICカードリーダーと、非接触ICカード「FeliCa」「MIFARE」「eLWISE」を利用した個人認証システム。クライアントPCからの印刷指示をすぐに実行せず、ICカードで認証を行ってから開始するようにできるため、印刷物の取り間違えや取り忘れによる情報漏洩、部外者による違法な利用などを抑止できる。使用状況やニーズに柔軟に対応することができ、サーバレスでデジタル複合機(またはレーザープリンタ)1台を運用するシンプルなシステム構成から、同社の「個人認証AE LFプリントソフト V1」や「個人認証AE 管理ソフト V1」を組み合わせた構成まで、スケーラブルに拡張することが可能。また、別売の「Ridoc IO OperationServer Pro」や「Ridoc Document System 画像ログオプション」と連携させることで、個人ごとにログの収集・管理も行える。11月14日より発売開始。価格は、imagioシリーズ対応版が105,000円、IPSiO SP C811対応版が52,500円。なお、本製品発売に合わせ、imagioと日立の指静脈認証システム「静紋」を連携させる個人認証キット(257,250円)も同時に発売される。http://www.ricoh.co.jp/release/by_field/copy/2007/1107.html