米ソニックウォール社は5月7日(現地時間)、迷惑メールおよびマルウェアに関する2007年第1四半期の調査結果を発表した。調査結果によると、2006年第4四半期と比較して、迷惑メールの量が44.29%増加した。また、迷惑メールを含むフィッシング、ウイルス、DHAあるいはDHAに類似する攻撃も含めた包括的な迷惑メールの数は、24.46%増加した。2006年第4四半期に続き、DHAが迷惑メールの半数以上の57.99%を占めた。ただし、前期の63.52%からは減少している。フィッシングメールの量は増加傾向にあるが、まだ全体の1%以下に止まっている。なお、フィッシングメールは、1月中旬に急激な増加が確認された。これは、前年と同じ傾向で、年末年始に発生した請求書の支払いを控え、クレジットカードの利用頻度が増えるためと推測される。http://www.sonicwall.com/japan/