株式会社大塚商会は3月28日、同社社員の個人所有PCを通じ、個人情報を含む企業情報5,488社分がファイル交換ソフトWinnyを通じてネットワーク上に流出したことが判明したと発表した。流出した情報は、過去に同社の有力見込先として収集した企業情報を主とした内容とするもので、具体的には兵庫県所在の企業5,488社の2001年度での企業情報。流出した情報には、会社名、住所、電話番号、代表者名などの企業情報が含まれていた。情報が流出したことは3月26日に確認されており、同社社員が社内規程に違反して同社業務関連データを自宅に持ち帰り、当人所有の個人PCに読み込んだ後(当該行為も規程違反)、3月24日にウイルスに感染した。この結果、同機器内の情報がWinnyを通じてネットワーク上に流出したという。大塚商会:情報流出についてのお詫びとお知らせhttp://www.otsuka-shokai.co.jp/news/customer/2007/070328.html