日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社と株式会社リコーは11月22日、デジタル複合機とセキュリティソリューションの開発、販売で協業することに合意したと発表した。リコーのデジタル複合機(MFP)「imagioシリーズ」と日立ソフトの指静脈認証システム「静紋」や強制透かし印刷製品「秘文AE Watermark Print」などを連携した、付加価値の高いセキュリティソリューションを提供する。本ソリューションによって、MFPとPCの指静脈による生体認証インターフェースの統一により操作性が向上するとともに、個人ごとのポリシー設定による利用制限(印刷可否など)が可能となる。また、透かし印刷による印刷物の取り忘れ、持出し及び紛失の抑止や不正コピーの防止が行え、いつ、誰が、何を印刷したかという印刷経路の特定も可能となる。両社は共同マーケティングを行うとともに、リコーの全国販売網を活用したソリューション提供力と日立ソフトのシステムインテグレーションに関する技術力を活用し、印刷物に対するセキュリティ対策を重要視している金融機関を中心に販売展開を行っていく。http://hitachisoft.jp/News/News416.html