電子処方箋の導入を試験的に進めていた、ワシントンD.C.にあるジョージタウン大学病院が、7月、プログラムの延期を決定した。これは、電子処方箋のサービスを行う業者から、患者の個人情報の漏洩が発覚したためだ。漏洩した情報は、患者の氏名、住所、社会保険番号、生年月日など。医療データや患者に対して処方している薬の情報については無事だった。ジョージタウン大学病院はワシントンD.C.にあり、米国で最も有力な政治家に対して、救急処置などのケアを行っていることで知られている。詳細は明らかになっていないが、漏洩の被害者には、米国を動かすような政治家も含まれていた可能性もあるという…【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】──この記事には続きがあります。全文はScan Security Management本誌をご覧ください。◎有料版Scan申込> http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m02_ssm