公認情報セキュリティマネージャー(Certified Information Security Manager;以下CISM)は、米国を本部とする世界的な民間団体「情報システムコントロール協会」(以下ISACA)が認定する、情報セキュリティマネージャーに特化した資格である。時代の要請に応え、2002年に創設され、2003年度より試験が開始された。ISACA本部による世界統一基準で認定されるという特徴を持つ。
ISACAは、以前から情報システムの監査、セキュリティ、コントロールに関する高度な知識・技能と経験を有する者に対し、「公認情報システム監査人」(Certified Information Systems Auditor;以下CISA)を認定している。よって、CISA保有者がCISMをも取得するケースが多いようだ。