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2018.10.24(水)

情報セキュリティ監査・審査系資格の取得と効用(3)

【ISO27001化されるISMSで審査員制度も揺れ動く?!「ISMS審査員」(ISO27001審査員)(後編)】

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【ISO27001化されるISMSで審査員制度も揺れ動く?!「ISMS審査員」(ISO27001審査員)(後編)】

日本の独自規格として、(財)日本情報処理開発協会(以下、JIPDEC)により2002年から本格運用されてきた「ISMS適合性評価制度」。

しかし、情報セキュリティマメジメントシステム(以下、ISMS)そのものが、2005年10月、国際規格「ISO/IEC27001」となり、規格の中身だけでなく、制度そのものも大きく変わりつつある。後編ではISO27001審査員に向けた動きを解説する。

●ISO27001差分研修受講が必須

すでにISMS審査員(特に断りがない限り、審査員補・主任審査員を含む)として登録しているか、登録要件を満たしている場合、ISO27001審査員への移行に必要なのは、JIPDEC認定のISO27001差分研修を受講し、その試験に合格することである。

これから審査員を目指す場合は、JIPDEC認定のISMS審査員コース(詳細は前編参照)で、ISO27001に対応したものを受講することになる。

ISMS2.0からISO27001への変更点はいくつかあるが、主なものとして、

・本文要求事項で「ISMS内部監査」が章として独立
・詳細管理策で「情報セキュリティインシデントの管理」セクションの新設
・管理策の有効性評価(適用効果)、監視に対する要求の厳密化
・リスクマネジメントの体系化(ISO27005)

などがある。

●国際規格化した時、IAF未加盟のJIPDECは?

日本独自規格のISMS適合性評価制度では、JIPDECが認定機関であることに何の支障もなかった。

しかし、ISO化し国際規格となった場合、問題が出てきた。JIPDECはIAFIAF(International Accreditation Forum, Inc.国際認定機関フォーラム)に加盟していないのだ。なぜ、これが問題視されるかについて、少し説明しよう。

1998年、IAF(International Accreditation Forum, Inc.国際認定機関フォーラム)に加盟する日本を含む先進17ヵ国間で、認定機関同士の相互承認ができ、わざわざ外国の認定機関からの認定をしないで済む国際相互承認協定が締結された。加盟組織は原則1ヵ国1つ、日本は「(財)日本適合性認定協会」(以下、JAB)である。

つまり、現在IAF未加盟のJIPDECで認定を受けた場合、国際相互認証がどうなるのか、という点である。

なお、JABが2006年7月からのISO27001認定を表明しているので、ある意味、一国2制度という事態になる。

>>IAF(国際認定機関フォーラム)
 http://www.iaf.nu/

>>JAB(日本適合性認定協会)
 http://www.jab.or.jp/

【執筆:株式会社アイドゥ 井上きよみ http://www.eyedo.jp】

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全文はScan Security Management本誌をご覧ください。

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《ScanNetSecurity》

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