岩手県警察は、東京都中野区のインターネットジャーナリスト森一矢容疑者と同渋谷区、会社役員大賀達雄容疑者ら5人を詐欺の疑いで逮捕したと発表した。調べでは、森容疑者ら5人は、虚偽の携帯電話用インターネットサイトの登録料金を名目に現金をだまし取ろうとして04年11月、神奈川県内の女性に携帯電話会社を装った電子メールを送信した。メール上のアドレスをクリックさせて事前に製作したサイトに誘導。有料サイトに登録したように表示し、後日「登録料が未納なので、支払わなければ、裁判にする」とした内容のメールを送り、岩手県内の銀行口座に入金させてだまし取った疑いがある。県警は余罪を追及しているが、被害は約450件、約2800万円にのぼるとみている。なお森容疑者は、ネット犯罪の専門家としてテレビや新聞に度々登場していた。 http://www.pref.iwate.jp/~hp0802/