社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は2月4日、同協会が運営するWebサイト「著作権・プライバシー相談室〜ASKACCS」における個人情報漏洩問題の被疑者が、不正アクセス禁止法違反および威力業務妨害の疑いで本日逮捕されたことを受け、同協会Webサイトにコメントを掲載した。同協会はこの件に関し「確かに、CGIの脆弱性を指摘することについては、セキュアなネットワーク社会を構築するために有用な側面もあると考えます。しかし、セキュリティとは本来、個人情報など重要な情報を保護するという目的のために存在する『手段』であり、今回のこの男性の行為は、手段のために目的を犠牲としたもので、本末転倒と言わざるをえません。この男性の目的が本当に『CGIの脆弱性の指摘』であれば、実際に個人情報を入手し、不特定多数の人の前で公開することまでは必要なかったと考えます。」とコメントしている。http://www.askaccs.ne.jp/