ドジな諜報員を救うバイオメトリクス技術(Samsung 社) | ScanNetSecurity
2020.10.30(金)

ドジな諜報員を救うバイオメトリクス技術(Samsung 社)

 MI5(国内担当の英諜報部)諜報員や元内務大臣のノートパソコンがタクシーに置き忘れられたり、紛失する事件がここ数年の間に何件か発生し、そのノートパソコンに入っている機密情報の漏洩が問題となっている。そこで、そのような問題を解決すべく、バイオメトリクス技

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 MI5(国内担当の英諜報部)諜報員や元内務大臣のノートパソコンがタクシーに置き忘れられたり、紛失する事件がここ数年の間に何件か発生し、そのノートパソコンに入っている機密情報の漏洩が問題となっている。そこで、そのような問題を解決すべく、バイオメトリクス技術を搭載したノートパソコンが開発された。

 その製品『GT9000 Pro』を開発したのは、韓国に拠点を置くハードウェアの大手Samsung社だ。同社によると、ST Micro 社の指紋スキャナを搭載した『GT9000 Pro』は、指紋スキャナが正規の所有者だと認めた場合のみ起動するよう設定されているという。同社のノートパソコン販売責任者Peter Lunn 氏は「モバイルな環境で仕事をする人が増加するに伴い、要件にセキュリティの確保を加えることは必須である。PIN(個人識別番号)の代わりにバイオメトリクス技術を導入することで、デスクトップのPCやコンピュータ・ネットワークへの許可されていないアクセスを阻止することが可能になる」と説明した。同製品は、複数のユーザが各自で暗号化されたデータフォルダを使用できるようになっており、あるユーザが別のユーザのフォルダを見ることは出来ない。さらに、Samsung 社は来年(2002年)の中頃までに、殆どの一般的なノートパソコンに対応するよう同技術を拡張する予定であると同氏は付け加えた。市場調査会社Gartner 社が今年(2001年)初頭に発表した報告書でも、バイオメトリクス技術が、今後数年で最も急成長する技術の一つになると予測している。
《ScanNetSecurity》

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