SANS研究所は、Microsoftのウェブサーバを稼動させている2万台以上のコンピュータが新種のインターネットワームに感染していると報告した。しかし、そう恐れることはないようだ。コンピュータを再起動するだけで、その悪意あるプログラムを除去できるという。同研究所によると、7月13日に問題のワームCode Redが最初に確認されて以来、 MicrosoftのIISを稼動させている2万2000台以上のシステムが被害に遭った。同ワームは、先月(6月)eEye Digital Security社により発見されたIISの.ida バッファオーバーフロー脆弱性を利用して感染する。尚、Microsoft社は既にその脆弱性に対するパッチを公開した。
Code Red はIISサーバに感染後、赤い文字で次のような内容のメッセージを表示する。“ようこそ、 http://www.worm.com ! 中国人にハッキングされました!”。そして、同ワームはインターネット上で無防備な他のIISシステムへの感染を試み、自己増殖を図る。eEye Digital Security社のハッキング対策担当責任者Marc Maiffret氏は「同ワームはMicrosoftのオペレーティング・システム Windows NT および Windows 2000 の英語版を稼動させているサーバのみに感染するよう設計されている。相当にずる賢いワームだ。英語版以外のサーバと認識すると、ワームはサイトの改ざんも自己増殖も行わない」と述べた。