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2018.07.21(土)

PDFファイルをウイルスから防護(Adobe Systems 社)

国際 海外情報

 Adobe Systems 社は6月25日、アンチウイルス・ソフトウェア会社のNetwork Associates 社と提携してAdobe Portable Document Format (PDF)をウイルスや悪質なコードから防護する旨を発表した。両社の研究者によると、顧客からPDFファイルのウイルス感染の報告はまだ受けていない。しかしAdobe社は、Acrobatバージョン4に採用されているマイクロソフト社の技術object linking and embedding (OLE)を利用してPDFファイルに感染文書もしくは悪質なプログラムが埋め込まれる危険性のあることを認めた。

 他のデータファイル型と同様、AdobeのPDF文書は、コンピュータウイルスに直接感染しない。また悪質なプログラムを実行することも不可能だ。PDFフォーマットは文書を電子的に配布する際の技術として現在、多数の人に使用されている。Adobe社の製品責任者John Hazelwood氏によると、Acrobatリーダのコピーは300万以上配布されているという。現在、Acrobatは、警告の表示そして管理者がオープンリンクを保存しないようAcrobatを設定できるようにすることでPDFファイル内の悪質なプログラムからユーザを保護している。また、仮に既知のウイルスや危険なプログラムがPDFファイル内で動作したとしても、現在、市販されている殆どのアンチウイルス・ソフトでそれらを遮断することができる。しかし、現在のアンチウイルスソフトは、PDFファイル内をスキャンすること、および事前に危険なプログラムを検出することはできない。

 Adobe社の要請を受けて、Network Associates社は要求に基づきPDFファイル内のスキャンを可能にするよう、同社のMcAfee VirusScan エンジンを2ヶ月以内にアップデートする予定だ。

《ScanNetSecurity》

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