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2018.08.16(木)

【無料ツールで作るセキュアな環境(23)】〜Nmapの導入〜(執筆:office)

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 今回から2回にわたり、ポートスキャナーとして有名なNmapを取り上げ解説する。ポートスキャナーとは、ネットワークに繋がった機器の開いているネットワークポートを探すツールのことだ。クラッカーが攻撃手法や攻撃対象マシンを決めるために、攻撃相手のマシン(群)がどのような状況で運用されているかを探るためにも用いられるが、自身の管理するマシン(群)について正しく運用されているかチェックするためにも用いることができる。攻撃にも防御にも用いられるポートスキャナーについて是非正しく知っておいて欲しい。
 NmapはFyodor氏を中心に開発されているFreeなソフトウェアであり、GNU GPLに従って配布されている[1]。Linux, Open/Free/Net BSD, Solaris, IRIX, Mac OS X, HP-UX, Sun OSという多くのプラットホームで動作させることができる。

 またeEye Digital Secutity TeamによってwindowsNT/2000用にNmapNTとして移植がなされており、これもフリーで使用できる[2]。

 Nmapにはパケットキャプチャドライバとしてlibpcap[3][4]が必要であり、libpcapについては、【無料ツールで作るセキュアな環境(7)】〜snortの簡単インストール〜ですでに説明したとおりである。
 同様にNmapNTではWinPcap[5]が必要であり、WinPcapのインストール方法は前々回の「〜snort-win32〜」で解説したとおりである。

 Nmapの最新ソースやrpmパッケージは

http://www.insecure.org/nmap/nmap_download.html

からダウンロードできる。執筆時点ではversion 2.53が最新である。

 tarボールからコンパイルして構築する場合は

$ gzip -cd nmap-2.53.tgz | tar xvf -
$ cd nmap-2.53
$ ./configure
$ make
$ su root
# make install

とする。

 rpmパッケージを利用する時、GUIで扱えるようにするためのフロントエンドと呼ばれるパッケージも同時にダウンロードしよう。インストールは

# rpm -vhU nmap-2.53-1.i386.rpm
# rpm -vhU nmap-frontend-0.2.53-1.i386.rpm

とすればよい。

 NmapNTの場合は・・・

http://www.eeye.com/html/Research/Tools/nmapNT.html

からダウンロードでき、zipファイルを適当な場所に解凍して置くだけである。執筆時点でのバージョンはversion 2.53 sp1である。

 さてNmapの基本的なコマンドラインでの使用方法は

nmap [スキャン タイプ] [オプション] <サーバ(群)>

である。


office
office@ukky.net
http://www.office.ac/

[1] http://www.insecure.org/nmap/
[2] http://www.eeye.com/html/Research/Tools/nmapNT.html
[3] http://www.tcpdump.org/release/
[4] http://www.redhat.com/swr/i386/libpcap-0.4-29.i386.html

詳しくはScan本誌をご覧下さい
http://www.vagabond.co.jp/c2/scan/

《ScanNetSecurity》

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