彼らの笑顔が物語るように、本当に一つの国だけで参加して得たよりも大きな爽快感を感じた。たぶん、共に課題を克服することで心が通じ合った、それが普段よりもより大きく感じたのだと思う。コミュニケーションの成功、それ自体に喜びがあるからなのだろう。
現在では、WooYun は脆弱性報告者と関係企業をつなぐペンテスト提供組織として機能しています。対象はモバイル電話、システム、ウェブ、など。2015 年現在、企業は 3,000 社が登録し、ペンテスター登録者は累計で 10,000 人に及びます。
過去のコラムにも書きましたが、ロックピッキングやちいさなCTFがあるなど、DEF CONをかなり意識したつくりとなっています。ちょうどBlack Hat USAの裏番組にあたり、Black Hat には行かないけどBsidesLVとDEF CONで会おう、という人達もいます。
RECON のユニークな点は 2 つ有ります。1 つ目は参加者の 95% が海外からの参加者だということ、2 つ目は、リバースエンジニアリングに特化したおそらく唯一のカンファレンスなので、世界中からリバースエンジニアリングに興味のある研究者が集まることです。
例年春に開催されてきたシンガポール企業 COSEINC 主催の SYSCAN ですが、今年でいよいよ最後の開催となりました。講演内容は非常にテクニカルで、初めて名前を聞くスピーカーも過去多くいました。
サイトによれば「トルコで唯一のハッカー国際会議」であり、非営利団体による、セールスピッチを排除した、純粋に技術に特化した会議であると述べています。特徴は、普段報道以外でふれることの少ない「中東のセキュリティ情勢」に触れられる点でしょうか。
まずは基調講演から。基本的なことなのですが、あらためて、基調講演の意味はご存じですか? 英語では「Keynote」つまり楽曲の基本のトーンという意味で、その会議全体の方向性を暗示する重要なイントロとなる講演です。
世界中のハッカーが集まる国際会議は、胸がざわつくようなセキュリティトピックを中心に、国籍を超えたギークとの交流があふれています。みなさんにもぜひ知ってもらいたいと思い、この機会を借りて少しずつご紹介していきたいと思います。