改竄事件や脆弱性の報告では、いろいろあった。ベリサインさんとのやりとりは、今でも記憶に新しい。紳士的なやりとりに終始したのだが、先方の本音を考えるとうすら怖いものがある。
いち早くWebアプリケーションと非PC(今で言うモノのインターネット)を狙う攻撃の増加を予測して、次々と独自記事を掲載した。当時は、多くのサイトに脆弱性があり、片端からそれをチェックしてサイトに報告、修正後記事にすればよかった。
この当たりからネットバブルと言われた時代に突入し、いろいろな人たちと出会うことになった。サイバーエージェントの藤田さんに最初にお目にかかった時は、度肝を抜かれた。