英政府機関、2028年までに重要インフラへのランサムウェア攻撃で AI 搭載マルウェアが使われる可能性が「非常に高い」と警告 | ScanNetSecurity
2026.11.09(月)

英政府機関、2028年までに重要インフラへのランサムウェア攻撃で AI 搭載マルウェアが使われる可能性が「非常に高い」と警告

 報告書はさらに別の脅威も検討している。人間の運用者の制御を離れて動く、自律型の攻撃者だ。英国家サイバーセキュリティセンターは、「そうした存在が自己複製し、明確な動機も歯止めもないまま、思いのままにサイバー攻撃を行うことは、現実的にあり得る」としている。こうした攻撃は、先に触れたとおり攻撃元の特定が難しいことから、地政学的な関係を複雑にする可能性が高い。攻撃を命じた国が、関与を否定しやすくなるためだ。

国際
https://www.ncsc.gov.uk/collection/annual-review-2026

 英国の国家サイバーセキュリティセンター( NCSC )は、今から 2028 年までの間に、英国の重要インフラ( CNI )に対して行われる将来のランサムウェア攻撃で、AI を使ったマルウェアが使われる可能性が「非常に高い」としている。

 この警告は、同センターの年次報告書と、今後 2 年間で AI がサイバー脅威をどう変え得るかを探った別の評価とともに公表された。

 通信の傍受などを担う情報機関 GCHQ(政府通信本部)のサイバー部門にあたる NCSC は、この AI マルウェアがどのような形を取り得るかについて、詳しくは明らかにしていない。ただし、当初はセキュリティ研究者の支援を目的としていたオープンソースの AI セキュリティツールが、悪意ある目的に転用される可能性には触れている。

《The Register誌特約記事》
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
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