古野電気製 FA-50(簡易型船舶自動識別装置)にハードコードされた認証情報使用および認証欠如の脆弱性 | ScanNetSecurity
2026.08.27(木)

古野電気製 FA-50(簡易型船舶自動識別装置)にハードコードされた認証情報使用および認証欠如の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月25日、古野電気製FA-50(簡易型船舶自動識別装置、AIS)におけるハードコードされた認証情報使用および認証欠如の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月25日、古野電気製FA-50(簡易型船舶自動識別装置、AIS)におけるハードコードされた認証情報使用および認証欠如の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。Souvik Kandar氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

FA-50 すべてのバージョン

 古野電気株式会社が提供する簡易型船舶自動識別装置(AIS)FA-50には、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・ハードコードされた認証情報の使用(CVE-2026-59769)
→ハードコードされた認証情報の内容を知っている第三者に、認証情報を使って設定画面をアクセスされる

・重要な機能に対する認証の欠如(CVE-2026-67578)
→上記以外の設定項目について、認証不要で設定変更される

 当該製品は2020年10月に生産終了しており、ソフトウェアの更新予定はないため、開発者は製品ユーザーに対し下記の対策適用を推奨している。

・正当な利用者以外にアクセスされないよう、当該製品を設置した船舶は適切に施錠などの管理をする
・当該製品は、直接インターネットに接続しない

 なお、後継製品(FA-60)は本脆弱性の影響を受けないため、開発者は後継製品への更新の検討を推奨している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×