近畿大学薬学部は6月25日、同学部でのGoogleドライブ上のファイル保存先誤りによる個人情報の流出について発表した。
これは4月6日に、同学の薬学総合研究所の教員が、Googleドライブ上で個人情報が記載された3つのファイルを薬学部で担当するゼミの学生11名に誤って共有したというもの。6月8日にファイルの共有に気付いた学生2名が、翌6月9日午前12時10分に薬学部学生センターに報告し、発覚した。
報告を受けて、同学部では6月10日午前9時30分に当該教員がファイル1、3を削除、6月24日午前11時6分にファイル2を削除したが、削除までの期間、学生11名が閲覧可能な状態にあった。
流出した情報は下記の通り。
・ファイル1
対象者:薬学部1年生249名
内容:氏名、学科、学籍番号、性別、メールアドレス、学籍状況、在学期間、入試種別・受験番号・合格点、出身高校・卒業年月・評定、保証人氏名・住所・電話番号
・ファイル2
対象者:薬学部1年生213名
内容:氏名、学籍番号、プレイスメントテスト結果(得点、5段階評価)
・ファイル3
対象者:薬学部1年生11名
内容:氏名、学籍番号、性別、メールアドレス、プレイスメントテスト結果(得点、5段階評価)、入試種別、出身高校
同学部では、学生11名への聞き取りとGoogleドライブのログ解析から、下記の状況を確認している。
ファイル1:閲覧、ダウンロードともになし
ファイル2:4名が閲覧、ダウンロードなし
ファイル3:5名が閲覧、うち1名が学生センター報告のため、ダウンロードとスクリーンショット撮影
同学部では6月25日までに、対象の学生249名と保護者に、事案の報告と謝罪を行っている。
同学部では今後、下記の対策を講じるとのこと。
1.Googleドライブ等のクラウドストレージサービスを利用する際のファイル保存先、共有範囲、共有先、共有権限及びファイル内容の確認、管理を徹底する。
2.学内で実施する情報セキュリティ研修で誤送信防止策を含む情報管理上の注意事項を改めて周知する。
3.情報セキュリティに関する意識向上と適切な運用を徹底するため、薬学部・薬学総合研究所でクラウドストレージの利用ルールを中心とした独自研修を実施する。




